母親にはとくに忠告しておきたいことです

子どもたちを侮辱する心を持ってしまいます。

おかあさんカウンセリングで、たとえばこんなふうに一生懸命、外で頑張ってきたのだから、内でつい気が抜きたくなってるのですよ。
甘えたい時の子どもの要求は、際限ないのだから、一を出し惜しんで、しぶとくからまれて、許してしまえば、二も、三も、となって当然ですね。
それで親は愚痴の出っぱなし。
すると子どもは甘えても甘えても、妙に、これで満足したということにならないのですね。
そうなると、全体の成り行きとして、外では余計にそのウラハラの気持も強まって、ますます偉そぶって、つっぱるようになってしまいがちなのでしてね弱い子、はきはきしない子を、あしざまにののしったりして、あれはいじめっ子と、人に敵視されたり。

その悪循環を、おかあさんカウンセリングで止めてやらなきゃあ。
まわりの大家に帰ってきて、夕暮れどきのなんとなく甘えたい気持を示した時、やりなさいよ。時間のかかることではありません。
スカッとそれを受けとめてスカートにまつわりついてきたりしたら、むしろ、それを肯定して
そこにつかまってて、つかまってて。つかまってもらってると、お漬物がスカスカッと切れちゃうんだから。外で頑張って、アツシ、もう疲れちやったのでしょ。おいしいご飯つくるからねアア、お水ね。私が手があいてるとき、上のコップを出してあげて、はいどうぞって、おすすめしたいわね、アツシに。今も、それ、してあげたいのに。忙しくって「いいよォ、ハハハ。ぼくがいくつだと思ってるの。ぼくのお湯呑みで飲めるじゃないか」
だって時には、お客様みたいに、アツシにもさと言いつつ母親は手を止めない。

先生のお力に頼らねばなりません。


子供は正直になれないと思います。

その手元を見ながら、子が思わずママ、ありがとう、親もアツシ、ありがとうと、思いあえる
財布からお金を私の財布からお金をとって、友達にもいい加減なものを買ってやっているのに、なにしろお店が忙しいものですから。
気づきませんでした。
家で自営の商店というような場合、どうしても子どものことはよく見きれないでしょう。
小売りの現金商売ということになれば、お金の管理にラフなところができてしまいがち子どもがつい手を出せばとれるお金を、たとえばおかあさんが客の応対に忙しそうで、あとで言あとあと、別にとったとか盗んだおうと思って、適当に勝手に遣う、というようなことがあれば、という気持でなく、いい加減なくせがついてしまいますものね二度とさせないように、といったって、子どもの目につくところ、手の届くところに、一切お金を置かない、ということは、実際のところ、とてもできないことだし、四六時中監視し続けるなんてこともできるわけではないし。

子どもの頃はこうだ

結局、子ども自身の自覚を促すしか方法がない。
善悪の判断を、よくよく身につけさせて、悪いことはしないように指導し抜くこと。
でも、それは、どうやったらうまくできるのでしょう。
ともすれば、親がむきになって、子どもによくしようと頑張れば頑張るほど、子どもの気持が変に屈折して、ますます悪くなっていったりするものですからねえ。
つい、こんなふうにしてしまいがちですが服のポケットから、しわくちゃの千円札二枚が出てきたりする。

ミツアキ、ちょっと。おいでツ!
思わず声をあげる。
気配に気づいて、息をのみながら、四歳児が、うわべはなんとも気楽そうなポーズをしてやってくるので、その様子を見ただけで、母親は頭にきてしまう。

どうしたのよ、これええ.

ええ、じゃないわよ。これ。二千円よ。どうしたのよ、これ黙ってちゃ分からないわよ
「チャッちゃんも、カブトムシもないわよ。いくらとったの?ね、の?ねェ、なに買ったの?だれか一緒に、いろいろ買ったの?
いくらとって、ねえ」
いくら遣った「ねえ、言いなさいよォ。黙ってないで。


成長の神秘への洞察があれば

教育界自体が混乱の極みにあった。

そのうちにひと様のものまでとるようになったら大変なんだからア」
もらった

もらったア?お金を?いったいだれに?ウソはやめなさい。悪い子になってしまって。どうしよう!こんなに盗みぐせがついてしまったらこの先どうなるか。どうしよう!
盗んだウソつき悪い子の連発ですね。これ、まったく下手な叱り友自分を、とてつもなく悪い子なのだと思わせて、追い込んで追い込んで追い詰めたらだめそして挙句の果てに
今度こそもう二度ととらないと、何百遍、何千遍約束させてもだめ。
そんなやり方、だめ、だめ。逆効果後ろ暗い思いばかりを、幼い子どもの心の深層に、積み上げさせてはならないのですよ。

子供の頃から親をだましていたものです。


母さんが英語が好きで積極的に働きかける

おかあさんカウンセリングで、たとえばこんなふうに詰問、つまり最後にのつく言い方を、全部やめちまう、という気持で声をかけると、親の
態度が違ってくるし、子の様子も違ってきます。で、
あーあ、お金遣っちゃった!かあさんに言わないで、母親が声をあげるのです。
遣っちゃった!
これは、しくじったねえ!失敗したねえ!残念!という共感です。分かります?
なにかにしくじって、子どもがあららアと残念がっている時に、わきにいて、親も一緒にあららア
という失敗の成り行きって、あるでしょ。
あの感じです。
海辺で子どもがせっせと砂のお城をつくった。満ち潮がザザーッとその塔をすくっていく。
あららア、壊れちゃったアーと、つっ立って、砂いっぱいの手、ぬぐいもせずに呆然と眺めている子の横で、呆然と親も眺める。学校へ行ってほしいんでしょ

  • 母さんがランドセルのなかから探し出してくれる。
  • 父親がそれを気にして
  • 学校への挑戦状としている。


学校へ行ってほしいんでしょ 母で誇り高い祖 母親にはとくに忠告しておきたいことです