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しつけてほしいとおっしゃ

子どもも大人になってみるとそれがわかる。

それを子どもに答えさせよう、吐かせよう、と力むと、子も親もますますわけが分からなくなってしまいますね。
なぜ?
と原因や理由や事情を求めて幼い子に迫っていくのはダメ知ろう、知ろう、とするより、もっとあっけらかんと驚いてしまうほうが大事。
驚く
事実でもないそういうことを、知らなかった、知らなかった。
キヨミは言いたくなって、つい言ってしまったのであっあの子にそんな切ない思いがあったとは!ああ!
たのか!
まず圧倒的な驚きのわいてくるそのうちに、親の心の奥で、子どもの心が状況が見えてくるのですなあーるほど。そう言ったら、母親が喜ぶと思ったのだな、と。
キヨミは、実はハルミのように、ママとのひそやかに許しあうあまーい瞬間を、わってみたかったのかも!そう言えば、ハルミと母親はいつもベッタリ。
うっとりと味でも、あんな、すぐにウソと分かるウソをつくなんて、どうして?
いえいえ。先のことなど考えてなんかいなかった。

考えるゆとりなんかなかったからこそ、な思いつきのウソがつけたのだと、こちらが、今ちゃんと気づかなければ!あんシオタアツコちゃんは自分の絵だけが張り出されていると、誇らしげだった。
友達の誇らしげな気持が、どうにも気にかかったままだったのでしょう。
だから、家に帰って絵が張り出されていると言った。すると、ママは、キヨミ自身のことだと早合点して喜色満面になった。

どこに?

玄関の横!
特別に、一枚だけ!
キヨミ自身が陶然と、だって、私にも向けてくれたのだもの!
自分の絵が張り出されているのだそう答えたとき、浸ってしまったのでした。

両親であり教師であることに気付くはずです。


子どもにもやってみた。

満足の笑みを、と思ううれしさにいつもハルミに向けるばかりのあのそう言った時、ママは、ハルミにいつもいつもママを奪われて、大切なのですね私!ここはひとつ思い切ったおかあさんカウンセリングのひと言が、「言ってしまったのよ、ね、キヨー違いを言っちゃったあと、さあ、どうしようどうしようと今まで気になってたのよ、ね。大変だったねえ、キヨミ。ほんとに、キヨミ」
見過ごしていたのだ、わが子の心のありかを。
キヨミはわんわん泣きました。
外では偉ぶってみんなを引き連れて遊んでいる子が、いったん家に戻ってくると、ついて離れません。とにかくしつこくつきまとって。
かあさんかあさんと言ってまつわり外ではおとなしくて、家では暴君で困るカッジくんがいるかと思えば、アツシくんは外では元気者で仲間を引き連れているのに、家ではぐじぐじしていてめりはりがない。
いろいろですね、子どもって。
ただ、これはどちらも、外でおとなしいか元気者かは対照的に違っていても、家ではどうやら同じなのですよね。

子どもは肉体的にもう一人前の存在

カッジくんもアツシくんもそれぞれに外では気を張っていて、内ではつい気がゆるむということでしょう。いたずらに、それはいけないととがめることはないでしょう。
人間って、大人になっても、ウラとオモテはある程度なきゃあ耐えられないのでしてねえ。
今は極端なウラ·オモテになっていても、やがては、そのウラ·オモテの使い分けがまた、自分の神経をくたびれさすことになるので、次第にへだたりがひどくないように、にバランスを調整し直していくのですからね知らず知らずのうち親がよほど柔軟に構えなきゃあねつい、こんなふうにしてしまいがちですがおーい、ついてこーいとか、ここがウチユースペースだからなとかと、外では随分偉そぶって、先頭に立って遊んでいるくせに、夕陽が台所の窓に赤々と燃える頃、家へ帰ってきたアツシくんは、もうおかあさんにくっつきっぱなし。


子どもの腕

子どもは求めているのです。

ねえねえと、かあさんのスカートを引っぱったり、腕をスカートに巻き込んでみたり。
だから、なんなのよ

だから、言ってるでしょ
そんなに引っぱらないで。スカート破けちゃうわよ。ねえちょっと。やめて。なによさ
だからァ。取って
なーにを?
コップって言ってるでしょ
「お水飲むんなら、あんたのお湯呑み取れるところにちゃんとあるじゃない。それでお飲み」
だからア。コップ
「もうーオ。忙しいんだからさァ。いい加減にしなさい。なによ、そんなに甘えて」
だから早くーウ

お鍋を持ってんのよ、かあさん。引っぱったら、よろけるじゃないの
だから、早くしてくれたらいいんでしょお客様用のコップを、背をのばして大切そうに取り出して、かあさんに水をなみなみと注いでもらって、テーブルにはいどうぞと、置いてもらいたいのである

母の祈っている姿を思い出す


子どもが弱者であるだけ

「ばかにしなさんなよ。台に上がれば蛇口に届くでしょ。そこの湯呑みでさっさと飲んで。
お兄さんのくせに恥ずかしいよ。もう大きいんだからリョウちゃんのおむつでも替えてやってくれればねぇ。家ではどうしてこんなに甘えっぱなしなの?
隣のシンちゃんに、来てもらって見てもらおうか。ウチではこうなのよって」
シンちゃんなんか泣かしてやったもの、今日も

まぁーツ。どうしていつもいつもそんなふうなの?自分で行ってあやまってらっしゃいだからァ、早く取れエ
知らない知らない、もう知らない。そこ、どいて
こぼすぞ、このおショーユ
「ちょっと、やめ、や、や。自分で拭きなさいよ。あららら、このシャツ、まだ新しいのに」
どうもこうも、夕方のひととき、アツシくんはやりきれないのです。子どもが要求するからやるという感じ

  • 大学中退を考えたのです。
  • 子どもの味覚が認めてくれた。
  • 育てられるわよといったよう


子どもが要求するからやるという感じ 父親は日中はほとんど仕事をしていて 子どもになってしまう。